ブロードバンド、高料金が問題
日本ではYahoo BBが登場して料金が下がってブロードバンドの波が来たように、タイも料金を下げていかなければ普及は進まないでしょうね。あとは、やっぱり政府がもっと積極的に進めていかないと。
- ブロードバンド、高料金が問題
国家通信委員会(NTC)のピチャポン副事務官は、タイでブロードバンドの普及が進まない理由として、利用料金が高いこととネットワークへのアクセスが不便なことを挙げた。
ブロードバンドの利用料金は月額590バーツほどだが、同副事務官は、「携帯電話でも低料金化が利用者の増加につながった。ブロードバンドも月300〜400バーツ程度に値下げされれば、普及に弾みがつくだろう」と話す。
携帯電話は現在、月額料金200バーツほどに引き下げられており、これが利用者増加の大きな要因とされている。
一方、インターネットは100万世帯に普及しているが、このうちブロードバンドを利用しているのは1・6%にとどまる。
なお、業界筋によれば、ブロードバンドサービス提供の実質コストは月150バーツ程度に過ぎないという。ネットワークを所有する数社がほぼ独占的にブロードバンドサービスを提供していることが自由競争と低料金化を阻害しているという。
プロバイダ接続マップ
昔、雑誌「インターネットマガジン」についていた「インターネットサービスプロバイダー相互接続マップ」を見て、プロバイダを選んでいた方もいるかもしれません。その過去のバックナンバーを見ることができます。
懐かしいですよね。今の日本はこんなの見る習慣が無くなりましたもんね。
で、本題はこれを懐かしむ話ではなくて、タイ国内の各プロバイダと国外への回線の接続図を見つけたので、備忘録として書いてみました。
これを見た瞬間、一昔前の日本のISP接続マップを見た感覚でした。っていうか、いまいるタイと、日本ってインターネット的にも遠いなあと感じるときが結構あるのですが、こうやってみるとやっぱり遠いのかなあ。
鉄道スワンナプーム空港線、12月も開業できず?
えええ。12月もダメなのぉ?(がっくり。。)
ソーポン運輸相は29日、スワンナプーム国際空港とバンコク都内を結ぶ鉄道空港線(エアポートリンク)の運行開始が現在予定している12月5日(プミポン国王誕生日)より遅れるという見通しを明らかにした。政府はタイ国鉄(SRT)の子会社に同路線の運行を任せる予定だったが、SRTの労組が民営化につながるとして反対し、計画が暗礁に乗り上げた。SRT労組につながる反タクシン元首相派団体「民主主義のための市民同盟(PAD)」の関係者らはSRT子会社の設立を決めた閣議決定を無効とする訴えを行政裁判所に起こしている。
SRTは運賃を低く抑える政策で慢性赤字で、2008年末時点の負債総額は740億バーツ(1バーツ=約2・8円)に上る。資金不足で設備が老朽化している上、労組が政争に絡んで度々山猫ストを起こすなど、経営、組織に問題を抱えている。
エアポートリンクは2007年8月完工の予定だったが、高架支柱のひび割れや土地収用の遅れなどで工事が大幅に遅れている。総延長は28キロ。普通電車と空港への特急があり、特急はバンコク都内マカサン駅と空港間の25・7キロをノンストップで約15分で結ぶ。使用する車両は独シーメンス製のデジロUKで、最高時速はタイの列車で最速の160キロ。
情報通信技術省、インターネットの値下げ要請
日本は既に光ファイバーが主流になりつつありますが、昔、日本もADSLが主流になったのはなんだったっけ?と振り返ると、Yahoo BBがきっかけのひとつだったことを思い出しました。そんな会社はタイでは登場しないのかなあ。
やっぱり、情報インフラは国が旗を振っていかないと難しいですね。。
- 情報通信技術省、インターネットの値下げ要請
情報通信技術省は通信大手TOT、CAT、トゥルーに、高速インターネットの使用料を半額に引き下げるよう要請している。
3社は現在、2メガビットのインターネットを月590バーツで提供している。同省は300バーツに値下げされれば、ブロードバンドの利用者が増えると期待する。
同省はブロードバンドの普及目標を、2010年までに全世帯のうち50%と掲げる。
タイのインターネット普及率は現在、世界ランキングで70位だが、2013年までには15位になることを目指す。
また、同省は一般家庭へのパソコンの普及を促すため、低価格パソコンを販売する取り組みも強化している。
タイ、観光ビザ無料化を来年3月まで延長
3月5日から6月4日まで観光ビザの申請料無料で、この恩恵に預からせてもらったのですが、その後の話がパッタリなくなってしまって残念に思っていました。一昨日から実施されているんですね。
- タイ、観光ビザ無料化を来年3月まで延長
タイ政府は6月25日から来年3月4日まで観光ビザの申請料を無料にする。当初は3月5日から6月4日までの時限措置として実施したが、観光業界から継続を求める声が上がっていた。
タイでは昨年末に反タクシン元首相派によるバンコクの空港占拠、4月にタクシン派によるバンコクでの暴動などが起き、観光地としてのイメージが悪化した。これに世界的な不況、新型インフルエンザの流行などが追い打ちをかけ、外国人旅行者数が落ち込んでいる。
タイの観光ビザの申請料は日本で4500円、シンガポールでは50シンガポールドル(約3300円)。日本でタイの観光ビザを申請する場合、会社員は在職証明書、学生の場合は学生証などを提示する必要があるが、他国のタイ大使館の多くでは必要とされない。